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ホーキング知ってますか?

2009.06.23 (Tue)

最近熱心に読んでいる文庫本があります。
「ホーキング未来を語る」(SB文庫)です。ホーキング氏と言えば
車椅子に乗った天才物理学者なので、ご存知かもしれませんね。

この本の内容を簡単に言うと「宇宙はどこから来て、どこへ行くのか」を
判り易く説明してくれる本です。て、書くとなんだか難しそうですよね。
確かに難しい本です(笑)
実はこの本は2年ほど前に購入し、その時は内容が理解しきれずに一読
して本棚の肥やしにしてしまったのです。それを最近偶然発掘(笑)し、
改めて読み直してみて、ようやくその面白さが分り始めました。

・宇宙は150億年前のビックバン(大爆発)で始まり、今現在も物凄い
 スピードで膨張を続けている。

・ビックバン以前の宇宙は無(真空さえも無い完全な無の状態)から
 突然ビックバンが起こり始まった。

こんな話を読むと、不思議だな?って思いませんか?
「真空さえない完全な無」って想像出来ませんよね。そこから、一瞬の内に
全宇宙が生み出されるって、一体どんな理屈なんだろう。
しかもこれは単なる空想の産物ではなく、量子論に基づいた最新の理論物理学
で説明できるというのです。。。書いていて頭がこんがらかりそうです。

ホーキングさんはこの一連の深遠な理論の提唱者で、その理屈を判り易く
説明してくれているはずなのですが。。。なかなか手ごわい本ですね。
じっくりと時間をかけて読み進めて行くと、ようやくおぼろげながらその理屈が
判りかけてくる様な気がします(笑)

最近出張で大阪へ出向く機会が多いのですが、往復の新幹線の中で時間を
つぶすには、正に絶好のアイテムです。

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憧れのスペイン

2009.06.14 (Sun)

僕がここ数年好んで読んでいるエッセイがあります。
画家の堀越千秋さんのエッセイです。堀越さんをご存知でしょうか?

東京芸大を卒業されたあと、スペインに渡りそこで30年以上も創作活動を
続けていらっしゃる、芸術家でありエッセイストです。
こう書くと堅苦しそうなエッセイを想像されるかもしれませんが、堀越さんの
エッセイは実に軽快で面白おかしく、読むごとにどんどん引き込まれてしまいます。

最近我が家の奥さんが近所の図書館で堀越さんの最新エッセイを借りてきました。
題名は「絵に描けないスペイン」です。
昨夜は寝がけにベッドの中でこの本を読み始めたら面白くて止められず、とうとう
明け方の3時までかけて読破してしまいました (^^;

堀越さんのエッセイの魅力を一言で表すと、「芸術家の目線の意外性と面白さ」
ということになるのではないかと思います。
スペインの絶品グルメやワインの話、スペイン人から見た日本人論、日本人から見た
スペイン人論、そして辛辣な国際論など。。。どれもこれもが、「そんな見方もあったか!」
と思わせる意外性に満ちていて、新鮮な驚きを与えてくれるのです。

恐らくこれが「芸術家の目線」が生み出す面白さなのでしょう。
逆に言うと、常識的な目線で見てみると「単なる変わり者」としか映らないという意見も
あるかもしれませんけどね。。。(笑)
でもじっくり落ち着いて読み直してみると、実は人間のとても深い所を見据えている事が
判ってきて、「単なる変わり者」では済ませられない事にも気づかされるのです。

最近の堀越さんは日本での創作活動が多くなって来たせいか、初期の作品に見られた
「江戸っ子スペイン人」的な個性がやや薄れてきている気がしない事もありません。
そんな堀越さんの真骨頂を味わえるのが「スペインうやむや日記」あたりだと感じます。
この本の中で、フラメンコ(カンテ)の歌い手としても異才を放つ堀越さんの意外な一面と
フラメンコを通じたジプシー達との交流が興味深く語られており、僕が最も引き込まれる
エピソードです。

もしかすると僕もどこかで、堀越さんみたいな生き方に憧れを抱いているのかもしれません(笑)



20:18  |  読書  |  Trackback(0)
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